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蒼の髪と銀の雨

PBW・シルバーレインのキャラクター、「巫名・芹(b40512)」のブログです。 後ろの人の代理人(A)との対話や、SS、RP日記などを書き連ねて行きます。最新記事は右側に。シリーズごとのssはカテゴリに。雑多なものはそれぞれカテゴリにちらばっています。                                                                                                       ―― 一人の努力で、なにものにも耐える礎を築けるだろう。しかし、誰かと共にあれば、その上に揺るがぬモノを建築できるのだ。…しかも楽しい――「音楽の先生」

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3.27.11

――撃ち抜いた。
 紅蓮を纏い放たれた数多の魔弾が、立ち塞がる騎士たちの身体を、心を、撃ち貫いてゆく。同時に悲鳴を始めとした声と、着弾し炸裂し焼き払う音とが、奇妙な協奏を奏でる。

―とくん。

 魔力の逆流により増幅した力が、振りぬく剣と同時に敵の命を削り取る。意思を刈り取り、身を焼き尽くし、離別を告げる。
 力の溢れるその身を剣で、銃弾で抉られる。痛みと熱が駆け抜け、時に凄まじいまでの衝撃が身を打ち抜く。

 それでも、止めない。意思が肉体を凌駕するのと同じように、肉体が意思についていけなくなる、その時まで。
 離別を謳う舞踊は止まらず、敵対するものにとって憎悪のカタマリであり続ける。

 血を吐きすてる。口中に傷ができただけ。
 身体が軋む。肉体は、意思を刻む楽器のように。
 頭痛が響く。肉体が、意思に赦しを乞う様に。

 でも、そんなのは戦闘が終わって十分もすれば綺麗になくなるのだから。
―だから、止めない。肉体が限界を叫ぶまで。さよなら、と命が呟くまで。
―死を退ける賛歌が続くから。命は捨てないけれど、限界を容易に知る事ができる。

 意思は砕けない。身体は傷つき血を失い軋んでも。
 肉体が限界を超えるか、命尽きるまで。

 私は、離別を届け続ける。
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