蒼の髪と銀の雨
PBW・シルバーレインのキャラクター、「巫名・芹(b40512)」のブログです。 後ろの人の代理人(A)との対話や、SS、RP日記などを書き連ねて行きます。最新記事は右側に。シリーズごとのssはカテゴリに。雑多なものはそれぞれカテゴリにちらばっています。 ―― 一人の努力で、なにものにも耐える礎を築けるだろう。しかし、誰かと共にあれば、その上に揺るがぬモノを建築できるのだ。…しかも楽しい――「音楽の先生」
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読ませる話。
まず全く対話ではありません(笑)
自分はケチなSS書きとして動いてる面も、まあ、一応は無くないのですが、「読ませている」かというと、恐らく全然そんなことはありません。
知り合いだから、友人だから、SSのキャラ(例えば芹)を知ってるから。
それは「読ませた」とはいえない理由だと考えています。
単純に自分に文才が無いのもありますが、その実感を得るのは極めて難しい、というか、例えば今のように先の文章を考えず適当に書いてると、そもそも「読ませる」文章は中々書けません。
やれ導入部が大切だ、やれキャラに活力が無い、やれ風景が想像できない…誰かに言われるでもないほど、自問自答を繰り返す。
そんな経験がある方は結構…いや相当いるのではないでしょうか。
その経験が全く無く、デビューもしていなくて、自分の文を読んでも何も疑問に思ったりしない人は、相当な自信家か、天才か、踊らされている人か、向上心が無いか、もしくは正体不明の何かかもしれません。
文は誰にでも書けて、SSも実際のところはちょっとした発想があれば書けるものです。続くかは別として。
そう、簡単で、誰にでもできる。日本人は識字率がとても高いので、何かを読み憧れて、自分で筆なりキーボードなりを活用する事はほぼ誰にでもできます。
だからこそ、書こう、書きたいと思ったからには面白くて「読ませる」話にしたいところです。…残念ながら自分は好き勝手に書く事を最優先していますが。
はたして「読ませて」いるのか。読む人の動機はただ単純に「知人が書いたから」「登場人物を知っているから」ではないのか。
最初の動機としては全く正しいと思います。というか最初の動機でそれらを失くしたら、読むも何も偶然だけになるでしょうし。
問題は今現在、連作として読んでいる人が惰性で読んでいないか、上記の理由で読んでいないか、という事。
ざっくり言えば、「魅力的であるか」という事。
答えは、NOでしょう。
自分は小説家でもライトノベル作家でもなくて、同人作家でもありません。
見習いと言えるレベルですらなくて、そのくせ迷走だけは酷い。
ネガティブなのではなくて、おそらく一つの方向性。半端はよくないのです。
夢は捨てたら叶わないけれど、持っていたら沈んでしまう事もある。
つまりこういう事。
「自分には、作家は無理だ」
呟いて、笑ってしまいました。
書いている最中は集中していても、書きあがればそこにあるのは陳腐なモノ。大衆向けでも内輪向けでもない、つぎはぎの縫い物のような不細工な代物。
もしも、これを知人が見せに来たら自分は何と言うだろうか。恐らく恥ずかしくなってしまう。タダの文字の羅列にも劣る、言葉で表せないような「作品」。
破り捨てるに違いない。もしくは指摘する。吐瀉物を撒き散らすように、不快感を吐き出して。
簡単に言って、自分は負けました。
現実と、自分との境界に、屈服しました。
自分でも読みたいと思わなくなってしまった。では何を書いたのだろうか。
簡単だ。読みたいと思わないものを書いたのだ。
最後に。
ここのところ眠れず、睡眠薬を処方してもらって服用していました。
しかしそれで人工の睡眠を得て、起きて、時に腐ったような話を書く。
それなら、起きなくていい。
投稿ボタンを押して、自分は眠るだけにしよう。
人工の睡眠に包まれて、まるでプラスチックのようにそのまま動かなくなる。
これまでのSSより、余程愉快で面白い話じゃないですか。
それでは、皆様。
おやすみなさい。
巫名「……えっ…」
異桐「ということで読ませる話でした」
巫名「!?」
異桐「独り言と見せかけて、雰囲気の違う文章を書く練習だって」
巫名「…睡眠薬?」
異桐「ああ、全部嘘よ。うまく書けんってのは今まさに言ってるけど」
巫名「しかも暗い…」
異桐「最近そんな話続いてるし…つっても日常はそうでもなかったか。面白くなかったけど」
巫名「私の日常をっ!?」
異桐「だって普通にほのぼのしてんじゃん…手直し前なら(ピー)が(ピー)で(ピーー)なる感じだったのに」
巫名「伏せ音!?」
異桐「ところでそろそろリアイベ…戦争だな」
巫名「そうですね…そのあたりは別記事に書くとか?」
異桐「リアイベ前の一言表明みたいなのは面白いしな、そうなるらしい」
巫名「ふむふむ…」
異桐「ってところで今回はおしまい!」
巫名「え、ちょっと待ってくだ」
ガチャン ツーツーツー…
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